鍵屋になっても苦労が絶えない3つのシーン

2017年07月25日 15時41分

なりたかった鍵屋になったから、仕事がスムーズに行くか……そんな簡単なことではありません。
辛い事や大変な事や苦労はあるのです。
今回は【鍵屋になっても苦労が絶えない3つのシーン】について掘り起こしてみましょう。
 
1番目「仕事の忙しさの波が激しいこと」です。
 
鍵屋の仕事がコンスタントにあればいいですが、そんなことはありません。
基本的にはお客さまが鍵のトラブルに遭遇した時に、はじめて依頼がきます。
連絡があれば現場へ急行して、トラブルを解消するための作業をスタートします。
 
この鍵のトラブルは時間に関係ありません。早朝の場合もありますし、深夜の場合もあります。
営業時間を固定していれば、チャンスを逃がしてしまうかもしれません。
お客さまの鍵のトラブル解消ニーズに答える必要があります。
そのためいつでも待機しておくことが求められます。
 
鍵屋によっては24時間対応で365日休みなしの店舗もあります。
大きな企業の場合はシフト勤務を組むこともできます。
しかし、独立開業して個人事業主として仕事をする場合は、自分で営業時間を設定できます。
実際には休みは不定期です。
 
その日によって、出動機会もまちまちで波があります。
仕事の調整が自分でできないのは、鍵屋の仕事が辛いひとつの理由になっているのです。
 
2番目「鍵のトラブルの案件は多様性があること」です。
 
鍵のトラブルと言ってもとっても幅広いです。
自宅の家の鍵もありますし、金庫の鍵もあります。
会社の鍵ならば自宅の鍵とは違います。
会社の金庫の鍵も自宅で使うようなものとは仕組みも違います。
ロッカーの鍵やスーツケースの鍵や車のキーもありますよね。
 
それぞれメーカーによって違いますから、鍵の種類は膨大な数になります。
それぞれの鍵によって必要になる知識や技術も異なります。
ひとりの鍵師がすべての鍵のトラブルに対応できるとは言い切れません。
 
鍵屋の仕事の収入は1件あたり幾らということで料金設定をしています。
トラブル案件に対応できてはじめて売上に繋がります。
出張費用として請求することはできますが、依頼を受けても対応できなければ売上にはつながりません。
 
鍵の種類や難易度もどんどん進化しています。
鍵職人として常に技術を高めていかないと現実に対応できないシーンが増えてきます。
 
3番目「独立開業しても苦労が絶えないこと」です。
 
鍵職人が独立開業するのは比較的ハードルは低いです。
しかし、仕事の性格としてリピートができにくいです。
常連客よりも常に新しいお客さまを見つけなければならない宿命にあります。
 
どうしても仕事が欲しい……それを優先するともうけにならない仕事まで受付することになります。
薄利多売になるとすぐに赤字になります。多売が難しいからです。
独立開業しても廃業に追い込まれる鍵職人も多いです。
 
近頃は鍵屋の数も増えています。
待っているだけでお客さまが来てくれるほど甘くはありません。
安定して経営するには計画も必要ですし、営業活動・宣伝広告活動は不可欠です。
お客さまに信頼してもらうサービス業としての一面もあるのです。
 
いかがでしたでしょうか?鍵屋になっても苦労が絶えない3つのシーンをご紹介しました。
これ以外もありますが、鍵屋を目指す前に知っておきたい現実かと思います。